平溪といえばランタン飛ばしで有名な観光地ですが、毎年旧正月後の2日間一斉にランタンを飛ばす大掛かりなイベントが開催されます。
今年は2月1日と8日でした。
会場へは動物園駅から臨時バスが頻発しますが、私は木柵から出る通常の路線バスを利用しました。こちらは特に混んでおらず、最初の停留所から乗車したため余裕で座ることができ、スムーズに到着。
本来の終点は会場になっているため手前の台鐵十分駅付近で打ち切りになり、そこからは徒歩で向かいました。
停留所付近から見た対岸の台鐵列車。普段は3両がせいぜいのところ6両に増結されており、臨時列車の運行も行われています。
線路際ではおなじみの観光客がランタンを飛ばす光景が。外国人が目立ち、欧米や東南アジアの方が特に多く見られました。
会場へ向かう道路は完全に封鎖され、歩行者専用になっています。人は多いのですが普通の歩くことのできるレベル。
このご時勢なので、入り口では一人一人体温測定をしていました。それでも混乱は起きていなかったのでやはり例年より人は少なかったのかもしれません。
突き当りのメイン会場へ到着。さすがに一番前までは入れなかったので少し手前からですが、大きな主燈(メインランタン)が見えます。
合図に合わせて主燈と一般参加者が飛ばすランタンが一斉に上がっていきます(飛ばしたい場合は昼間のうちに整理券をもらう必要があります)。
手前に強力なライトが設置されており、あまり綺麗に撮れなかったのが残念。
帰りの老街では丁度列車が通過していきました。
帰りは臨時バスを利用しました。左は立席、右が着席の列です。立席ですとすぐに乗れますが、待ち時間と乗車時間の比率やカーブが多い道であることを考えると着席を選ぶのがお勧めです。
バスは相当な数が運行されており、15分ほどで乗車することができました。以前訪問した際は(時間帯の違いもありますが)30分ほどかかった記憶がありますのでやはり人は少なかったのかもしれません。
一部のフルカラーLEDを装備した車両ではランタンのアニメーションがありました。
一見の価値があるイベントですので、この時期を狙って台湾へ来てみるのもよいと思います。