前回に引き続き屏東のスポット紹介。
今回は見学とショッピングを兼ねたスポットです。
福灣チョコレートは昨年のランタンフェスティバルが行われた屏東縣大鵬灣近くにあるチョコレートメーカー。
原料生産から製品加工まで一貫して屏東で生産されている100%台湾産のチョコレートです。
工場と売店を兼ねた建物。一階が売店+イートインスペース、二階が工場+展示スペースになっています。
中の様子。向かって左が売り場、中央が会計カウンター、右がイートインスペース。
看板商品のチョコレート。2019年ダークチョコレートの世界最高賞を受賞しています。
10種類以上ありましたがどれも高級品で1枚1000~1200円前後。
生チョコレートは予約販売で一ヶ月ほど先の受け取りになるようです。
フードメニューを見ているとチョコレートアイスクリームなどに混ざって可可可樂(ココアコーラ)というものを見つけました。
ココアとコーラ…かなり不気味な感じですが、高級店が変なものを売るはずないよね?と注文して出てきたのがこちら。
ココアでもコーラでもなく、どうやらカカオの成分(果肉と殻らしい)を煮出して炭酸を入れたもののようです。
簡単に言うとかなり甘い炭酸水ですが、独特の風味あり。何とも表現しづらいので一度お試しください、といったところでしょうか。
展示スペースではチョコレートの作り方などが紹介されていました。
ガラスの向こうは工場。かなり小さいですが、ここですべて生産しているのでしょうか?
外に行くとカカオの木がありました。
選果場。
奥に行くとロッジが何棟がありましたが半分くらいは未完成。将来宿泊サービスを展開するのでしょうか?
そろそろ日没。私達はそのまま帰ってしまいましたが、大鵬灣に立ち寄り夕日を見ていくのもお勧めです。
なおショッピングのみでもよい場合は台北101の地下に店があります。
こちらは今回私が購入した最もスタンダードと思われる2019年ベストダークチョコレートを受賞した62%(280元)。
開けてみるとこのような感じになっていました。チョコレートによく使われる銀紙ではなくプラスチックフィルムでした。
一欠片口に含んでみますと一瞬でカカオの香りが広がりいかにも高級チョコレートという感じ。これまで食べてきた中では突出した香りなのは間違いないです。
複数種購入した友人によると酸味の強いものが多かったとのことですが、こちらはそこそこ。ただそれでも一般的なものに比べると酸っぱいのは確かで、苦手な方はホワイトチョコレートを選ぶとよいようです。
福灣巧克力
屏東縣東港鎮大鵬路100號928
9:00-18:00