新竹の名物としては恐らく最も有名なビーフン。観光スポット都城隍廟の周囲には多数のビーフン店があり賑わっています。そんなDIYをやっている施設があるということで行ってきました。

このDIYをやっているのは新竹市の老鍋休閒農莊。一応新竹市ではあるのですが苗栗との市県境に近く、アクセスは基本車になります。
まずはこの正面の建物に入り申込みをします。

休日の場合時間は固定で事前に申し込みが必要ですが、平日は2人以上いればオンデマンドでできるとのことで、カウンターでDIYをしたい旨告げるとすぐに案内されました。
この日はたまたま幼稚園の団体が入っており、彼らと一緒に団体コース(200元)と一般客コース(350元)を選ばせてもらえました。DIYでは4玉分のビーフンを製作しますが、団体コースではすべて袋麺になり一般客コースではカップ麺1玉+パック2玉+試食1玉で内容がちょっと違います。私達は一般客コースにしました。

団体さんは同じ建物でしたが私達は向かいの建物へ。ここはDIY専用スペースのようです。

まずはビーフン歴史などについてレクチャーを受け、それからDIY開始。ビーフン自体はほぼできていて、それを分けてパッキングしていく作業です。

これが一人分のビーフン(200g)とトレイ。

パッケージセット。

まずはビーフンを1玉50g分ずつに分け、固まっている部分をほぐします。


取り分けたビーフンを乾燥している間にカップ麺パッケージのデザイン(塗り絵)作業をします。

また実際には食べられないのですが、50年前の機械を使って塊から麺を押し出す作業を体験できます。

麺の乾燥が終わったところでパッキング。まずはカップ麺

ビニールのラップで包み、ドライヤーで固めます。

そしてパック入り

こちらはシーリングマシーンで封をします

残った1玉はお椀に入れ、最初の建物に移動します。ここで具を渡され

当然煮るのもDIY。

備え付けの調味料をかけて、いただきます!

その場で食べられお持ち帰りもできるDIYでした。

最後に知った意外な事実。ビーフンというのは100%米でできているものだと思っていたのですが、実はそば同様米の割合が色々あるようです。10割そばに相当するのが純米米粉で、昔ながらの綿密な食感。屋台などで出るものは米20%+小麦80%の「逆二八そば」で、もちもちした食感になるとのこと。

老鍋休閒農莊
新竹市香山區西濱路六段569號
バスルートからは外れているため車でのアクセスが必須。タクシーの場合は竹南駅から15分、新竹駅から30分くらい。距離的には崎頂駅が最寄りですが、タクシーはありません。
03-5373075
水曜定休、休日のDIYは要事前予約
http://www.oldpot.com.tw/