4月16日に台北市・新北市管轄のMRT・バス・自転車に定期券制度が導入されそろそろ一ヶ月になります。私の場合一ヶ月22日出勤したとしてぎりぎり元が取れるかどうか微妙な線でしたが、事前に定期券と同額の1280元をチャージして30日以内に使い切るか?という評価としたところ、通勤以外の移動や休日の外出などがあり25日くらいで使い切りましたので購入してみました。
そしてこれまで使ってみた感想です。
[メリット]
・移動効率が上がった
台北のバスは基本的に乗り換えるたびに1乗車分(距離や路線により例外あり)の料金がかかるため、これまでは多少待ち時間が長くても直通のバスを待つことが多くありました。しかし定期ならいくら乗り換えても料金は変わりませんので、気にせずどんどん乗り換えて時間が節約できるようになりました。
・寄り道がしやすくなった
財布を気にせず乗り降りできますので、用事ができたらすぐに移動して済ませるようになりました。後延ばしが減り、生活の効率が上がりました。
・休日の行動が充実
台北市・新北市管轄の区域から出ない限りどこでも(平日の通勤で元を取っているため)実質無料で行けますので、休日の行動範囲がさらに広がりました。路線は両市外にも乗り入れていますので、行こうと思えば基隆市や桃園空港などへも行くことができます。(実際に台北の自宅から北海岸、基隆、瑞芳などを回ってみました)。
[デメリット]
・ダメ人間になった
これまで確実に歩いていた(or Ubikeに乗っていた)距離でも「どうせお金はかからない」とついバスに乗ってしまうことが増えました。また定期券はUbikeに対する効力が弱いため(台北市で最初の30分5元が無料になるだけ)バスやMRTよりUbikeの方が高くなってしまい、ますます運動しなくなる結果に。
となかなか具合がいいです。欲を言えばUbikeの利用がしづらいので最低1時間、できれば2時間くらいまでは無料にしてもらえると使い勝手が良く利用促進になると思います。
なお休日は跳蛙公車(高速道路や自動車専用道路を経由し、停留所が極端に少ない路線)をうまく活用するのが定期券活用のコツです。長距離を短時間でラクに移動できます。