8月下旬。花蓮方面への旅行を計画していました。
しかし手配が遅かったため花蓮市内はおろか県内の宿が全滅状態(今台湾は海外行けない+振興券+宿泊費補助のトリプルパンチで国内観光が大変混雑しています)で取ることができず、台東の鹿野に宿泊することになりました。

鹿野と言えば熱気球が有名で、丁度この日は期間内。食事をしても買い物をしても「気球を見に来たの?」と聞かれまくります。特に予定はしていませんでしたが、折角なので行ってみることにしました。

フェスティバルが行われる高台へは頑張って歩いていける距離でしたが、幸い宿から近い駐車場からシャトルバスが出ていたのでそちらを利用。台東なのに何故か地元の鼎東客運ではなく高雄客運でした。

食事をした店のおばちゃんからは「今日は台風の影響で雨降ってるからないわね」と言われていたのですが夕方までに雨は止んでおり、バスもガンガン見物客を運んでいるので今日は開催されるとみて間違いないようです。

会場に着くと本番前のファイヤーパフォーマンスをしていました。

斜面は見物客でいっぱい。しかしスペースは十分ありどこでも好きな場所で見ることが可能。

適当なスペースに腰を下ろします。地面は乾いていましたが、濡れている場合はレジャーシート売りがいるので心配ご無用。

早速作業が始まりました。気球の中に熱気が送り込まれ、徐々に膨らんできます。



まずは奥の薄茶色が上がりました

他の気球も次々上がります

さらに高い位置へ

ある程度の高さまで行くとゆっくり下降し、また上がっていきます。そして手前側ではキャラクター型気球の準備が進んでいます。

時間のかかっていたカエルが浮き上がると歓声が上がりました。

左側ではバースデーケーキも準備完了

ロボットと逆立ちしているネズミ。大きいのでかなり迫力があります。

個人的に気になっていた観光局の台灣黑熊も上がってきました。それにしてもスペースがキツキツです。

そして左端ではものすごい反りを見せているパンダ

ちなみに会期中気球は少しずつ入れ替わり、時間を置いて再訪するとまた違うものが見られるようです。

最後により高いところから全体を撮影

イベントは45分ほどで終了となりました。本来はあと1時間ほど続き、暗くなってから光のパフォーマンスなどもあったようですが雨がパラついてきたためか早仕舞いとなっていました。とにかく雨に弱いイベントなので天気の良い日を狙って来るのが重要です。

急に終わったため観客が殺到したシャトルバスは長蛇の列。明らかに待ち時間の方が長そうなので帰りは徒歩で下山することに。他にもかなりの人が歩いていました。

今回見たのは午後(夜)の部でしたが、午前(朝)にもあります。早朝5時からと早いので、たっぷり楽しみたい場合は鹿野付近での宿泊がお勧めです。