これといって用事のなかった三連休。家にいるのはもったいないのでそのうち挑戦しようと思っていたテーマを実行することにしました。それは「東西南北の旅」。
台湾本島には当然ながら東西南北の端が存在し、それを3日間ですべて回ることにしました。
ルールは簡単、無理のない範囲で可能な限り端まで行く。特に移動手段などにはこだわらないことにします。
台北発ですと西廻り(反時計方向)と東廻り(時計方向)が考えられますが、花蓮は後半に持って行きたかったので西廻り、最初に西端を目指すことにしました。
さて、西端とはどこか。それは台南の國聖燈塔(灯台)です。ということでいきなりの大移動、しかも東西南北四ヵ所の中で最も行きづらい場所からのスタートとなりました。
例によって直近になってから企画したので連休初日の特急列車など取れるはずもなく、無座で頑張ります…途中で區間車に乗り換え、とある駅にに寄り道もしつつ新市で下車しました。
ここからはレンタカーです。西端が行きづらい理由は公共交通が一切なく、車を用意するかタクシーを使わないと行けないから。レンタカーは意外にも自強停車駅の善化にはなく、新市は駅前にあるのでここから利用しました。
新市駅から國聖燈塔までは40分弱の距離ですが、市街地あり、高速あり、堤防道路ありと意外に変化があります。
海が近づくと台南西部らしい真っ直ぐな道+養殖池の風景に
道が細くなり車がつかえてくると終点
地図上ではまだ道が続いていますが、車止めがありこの先は進めないので徒歩で。
まあ車止めがなかったとしてもあっという間にスタックですが
こんなところ誰もいないと思いきや、車の多さからもわかる通り結構人がいます。台湾最西端というより砂丘が人気ある様子。
灯台の方向を目指して砂の上を歩く。こちらの方が入口付近よりずっと綺麗な砂紋が見られるのですが、人はほとんどいません。
そしてこちらが件の國聖燈塔。正直灯台というよりしょぼい鉄塔という印象ですが…一応最西端の象徴で、googleマップで台灣本島最西點と検索するとここが出ます。
さらにマップ上で確認できるぎりぎりのところを目指して移動します。その途中丁度向かい風で風に乗った砂が流れてくる様子を見ることができました。
(動画)
画像で見ている分には風流ですが、体中砂だらけになります。
砂丘を抜け、砂浜へ。
多分このあたりが最西端
最西端から見る海
生態観察も。カニでしょうか?
ということで「最西端には砂丘がある」
駅へ戻り、レンタカーを返却。2時間の利用でしたが、誕生月で割引チケットがついており1時間引きで半額+距離料金で済みました。
この日は高雄まで移動して一泊します。