前編はこちら

出張事務所を出ると道路は線路から離れ、何故か急に自転車道の状況が悪くなり、500mくらい先で終点となりました

その先は右折して踏切を渡り港方面へ、一旦離れた線路と合流します。この踏切の手前で線路は二股に分岐しています(奥が台中港駅方面)

反対側、台中港駅方から港方面

まっすぐ進むほうが本線なのですが

その先はすぐに草むらに埋もれており、廃線となっていました

分岐した支線?引込線?は路面電車のごとく大胆に道路を横切り

その先は柵で塞がれていました。これ以上は追いかけることができませんが、地図で見ると突堤に繋がっているようです。
こちらは線路が錆びておらず比較的よく使われているようで、本線が廃線なのにこちらは現役というのは不思議な感じがします

この先に魚市場があるようですので立ち寄ることにし、自転車をそのまま進めます。途中巨大な銀色の物体が置かれていましたが、風力発電のブレードか何かでしょうか?


市場は人気があるようで大勢の人で賑わっていました。安い刺身を見かけてかなり惹かれましたが今日は台中泊なので残念ながら見送ります




線路へ戻り引き続き本線を追いかけます。廃線にはなっているものの線路はそのまま残っており、まっすぐ終点へ向かって草むらの中を真っ直ぐ進んでいます

途中再び分岐が現れましたが本線が廃線なので当然こちらも廃線状態


沿道には枝葉が流されたように片側によった木がありましたが、このあたりは風が強いのでしょうか?

やがて終点が近づいてきました

線路が分岐し駅の雰囲気が出てきます

しかし駅の遺構などが現れることもなく車止めで唐突に線路は途切れていました。こんな何もないところで終点??と思いましたが、どうもかつてはここで進路を90度変えて突堤の方へ線路が続いており、そのエリアの港湾機能が廃止になったため線路も運命を共にしたということのようです。現在線路は撤去されており、跡地は三井アウトレットパークになっています


最後に終点から来た方向を振り返り

自転車は近くのステーションに返却し、バスで東海大學近くの宿へ向かいました