前回の記事にて糖鐵の布袋線廃線跡が登場しましたが、今回はこちらを紹介したいと思います。現在はサイクリングロードとなっており、実は以前取り上げたこの路線と同じものです。
しかし新營糖廠の現役線路を挟んで分断されており、前身となる路線も異なることから改めて取り上げたいと思います。
起点は新營糖廠
しばらくは現役線路なので並行する道を走り、すぐに廠前駅跡に到着
かつての路線が紹介されていました。この看板は沿道の何箇所かに設置されています
糖廠敷地内ということもありよく残っています
この狭い穴は何でしょうか?
駅跡前の交差点からサイクリングロードらしくなり、実質ここが起点かもしれません
しばらくトロッコ列車が走る八翁線と並走
やがて八翁線は高度を上げつつ左へ分岐していきこちらは直進
このあたりは左側が三線軌条、右側がナローゲージのみの不思議な複線になっています
住宅街の中を直進
10分くらい走ったところで迂回指示の看板が出て
線路がぷっつり途切れていました。どうもこのあたりは土地が売却されているようです
迂回路の一般道を走行中横を見ると
植木越しに何やら大きな構造物が見えます
少し先の方から回り込めるようになっており、線路と
先程の構造物を近くで見ることができます。これはかつての塩積み下ろし場で、解説看板によると補修整備計画があるようです
畑の中をゆっくり走行
そして東太子駅に到着
新營方を振り返り
ここもかなり綺麗に保存されています。この路線は駅がよく残っていて楽しいですね
再びぷっつり途切れる線路。ここは単に幹線道路と交差するためのようで、渡るとまたすぐ線路が復活しました。台中の廃線跡サイクリングロードはいずれも旧踏切が立体交差化されていましたが、ここでは元のままのようです
ちょっと寂しい感じのする区間
再び幹線道路との交差。ここも車道部分の線路は完全に撤去されています
また何か前方に見えてきました
(後編に続きます)