消失する海上道路・生命之樹を見学した後は引き続いて近隣の集落青鯤鯓へも立ち寄りました。青鯤鯓は字面からして魚が沢山いそうで実際に漁師町であり、またちょっとした観光地でもあります(と言いつつ実は「鯤鯓」は魚ではなく砂州や砂丘を表す言葉で、地形に由来しています)。
集落の外周にある道路沿いには観光客の車が何台も停まっていました。右側の岸壁では釣り糸を垂らした人が何人もおり、観光客と釣り客が半々の様子
一番奥へ行くと漁港がありました
漁の時間ではないので船の出入りはなくとても静か
何やらオブジェがありましたが、特に説明はなく何を表しているかは不明
向かいに猟師さんがやっていそうな、お世辞にも綺麗とは言えない小吃の店を発見。こういう店は得てして美味しいことがおおいのでGoogle先生に尋ねてみると案の定高評価!
メニューを見ると蝦乾(干しエビ)を使った料理が看板の様子
中に入ると人の姿は見当たりませんでしたが、奥を覗くと休んでいるご主人がいてお休み中ですか?と尋ねると「何食べるの?」と返ってきてやっているようです
台南らしいメニューということで意麵を注文。奥さんにバトンタッチして調理が始まりました。店内はテーブルが2卓だけと非常に簡素
こちらが「火燒蝦乾炒意麵」です。台南で主流の揚げ意麵に干しエビを入れて炒めたものですが、エビの風味が濃厚で美味しい!干すことで旨味が凝縮されているのですね
調理を終えたおばちゃんも向かいに座り、おしゃべりしながらあっという間に完食しました
なかなか良かったのでお土産にしようと思い、販売してますか?と尋ねるとこれ、と指さされたのがこちら
1斤(600g)1600元となかなかのお値段ですが、1回あたりに使う量が少ないので少量買えばかなり使えます。200元分でお願いすると300元分入れてくれました
店の向かいではエビを干している真っ最中
外周から中の方へ入ってきました。何件か食事やデザートの店があり、ここは特に人気なようで賑わっていました
ここでも蝦乾を販売しているところを発見。値段は先程購入したのとまったく同じでこれが相場のよう
ここのグルメはまだまだ追求しがいがありそうなのでまた日を改めて来てみたいですね