二結駅訪問の記事にて改札口から見えた気になる謎の車両らしきもの。現地に行って確認してみることにしました。

もし個人宅や企業の敷地であったら入れないかな、と心配していましたがそこにあったのは二結穀倉稻農文化館

日本統治時代に建てられその後も穀物倉庫として使われていた建物を博物館として公開し、宜蘭地区における耕作の歴史などを紹介しています

入場料は60元でワンドリンク付きと非常に良心的。お茶休憩の場所としても使えそうです。更に嬉しいことに観光ガイドライセンスを提示すれば無料とのことで、ありがたく0元で入れて頂きました(通常ガイド単独の場合は非業務中ということで無料にならない施設がほとんどです)

休憩スペースはかなり広くお洒落な造りでこれが60元で利用できるならいいですね

半屋外スペースもあり。列車を眺めながらお茶を飲める素晴らしいロケーション

この施設穀物を名乗りながら鉄分が高く撮影用の帽子が置かれていたり

多数のサボ(レプリカ)が置かれていたりしました。ちなみにこれで半分です

そして例の謎車両。2両ありこちらにはキッチンと書かれていました

もちろん本物の車両ではありませんが、よく出来ています。折戸の乗降扉あたりなどかなりリアルですね

もう一両はトイレになっていて乗車することができました

それでは博物館の方へ。本物の倉庫を利用しているので通路が特徴的

各部屋はそれぞれ様々な展示がされていて、貯蔵の様子を再現した部屋

米が付く漢字で埋め尽くされた部屋

米食文化を紹介した部屋など

最深部には再現された精米機がありました


更に倉庫の二階部分へ上がることもでき、こういう秘密の通路っぽい場所はワクワクしますね

こちらも各区画毎に色々展示されています

最後に外周部分の通路では

地域の歴史や史跡などが紹介されていました

二結訪問の際には立ち寄ってみるといいかと思います