去年はコロナの影響で開放している果樹園がほぼなくかなり難しかったライチ狩り。今年も直前に感染者が急増しましたが第三級警戒とはならなかったため各地で例年通り開放の告知が出ています。
ということで早速行ってきました。
第一弾として向かったのが一昨年からお世話になっている彰化の果樹園。彰化は比較的早く、今年は6月11日から。コロナはなんとかなったものの肝心のライチは各地で不作となっており、早い段階での売り切れが予想されるため初日に手配して現地へ向かいます。
バスを降りていつもの坂を上がっていくと沿道には赤く色づいたライチが生っていますが、一昨年の写真と比較するとまばらで確かに量は少ないようです
目的の果樹園に着きました
きっちり顔を覚えられているので今年もお世話になります~と挨拶をしてライチ畑に。混んでいるかな?と思ったら意外にもお客さんは我々だけ。丁度大勢いたのが帰ったところとのことでしたが、まだ外出を控える人がそれなりにいるのかもしれません
入園料は100元で据え置きでしたがお持ち帰りは一昨年1斤33元であったものが80元と高騰しており、やはり不作の影響が出ています
さて、今年は量が少ない以外にもう一つ問題がありました。生育の遅れです。こちらのご主人もうわぁこれは青い!もう一週間置かなくちゃだめだ、と思ったそうですが告知もしてしまったし予定通り始めたとのこと。確かに綺麗な赤色の身は少ないです
それでも何とか赤い実を探して狩ります。日がよく当たるてっぺんの方などが比較的赤いのですが、手は届きません。そこで登場したのがこの秘密兵器
これで枝を引っ掛けよじって取るのですが、今日ほど日本直販の高枝切り鋏が欲しいと思ったことはありません
ところでライチの熟し具合を見るのに色はもちろん参考になるのですが、もう一つ大事なのが表面。未熟な実はこのように突起がはっきりしており
成長して熟すと平らになっていきます
…というのを今日教えていただくまで知りませんでした。この実も赤く見えますがお尻のほうにまだ突起があるのでもう少し待つとさらに美味しくなることがわかります。
なおこれは黑葉という品種の話で、熟しても突起が残る品種もあります
何はともあれ天気にも恵まれ堪能させていただきました
来週は新竹の果樹園へ狩りに出かけます