台鐵の小駅を巡るシリーズ、今回は台南市の隆田駅です。
莒光號の大部分が停車する中堅クラスの駅ではありますが、小站巡禮紀念章(小駅巡りのスタンプ)も設置されており、このシリーズにて紹介いたします。
台南方面から區間車で到着
以前紹介した拔林の隣駅で駅間は2.2キロという近さ
この駅に注目した理由は以前車窓から見た風景でした。古くからの設備や雰囲気がよく残り、日を改めて訪問してみた次第
最近は使われている駅も少なくなってきた照明器具メーカーの広告入り乗車目標
停車位置目標もレトロな感じ。今は10両編成も停車するはずですが、そちらの停車位置目標は未設置のようです
ホーム上屋の梁はもちろん古レール使用。この部分は後年延長された部分のようで
中央の階段付近はコンクリート造り
ホームから見た駅舎
印象的だったのが側線に留置されている貨車群。車掌車・無蓋貨車など様々な車両があり、保線基地としての機能があるのでしょうか?
他の駅では見かけない注意書き「お見送りの方は乗車しないようお願いします」
台南方に移動してきました。吹付けの駅名は相当な年季が入っておりが大変いい味出していますね。その隣には真新しいガラス張りの何かが見えていますが
バリアフリーのため最近増設されたエレベータ付き跨線橋
従来の階段もそのまま現役ですのでそちらから出ることにします
地下道もレトロな雰囲気が漂っています
ここにも注意書きがありました。マナーを重要視している駅ですね
”「列んで」「礼儀正しく」「譲り合って」ください”
改札を出ました
出札は2窓+券売機2台という体制
駅舎はコンクリート造りですが、ベンチは木製。調べたところ現在の駅舎は1958年から使われており、今年で64歳となります
後編に続きます