前編はこちら

復路は側面窓からの風景を。畑が広がるのどかな地域

往路で塀が見えた謎の施設。動物のイラストがあるのでドックランみたいなところかな?と思って調べたらペットの葬儀場でした。確かに町中には作りづらい施設です

途中1名おばあさんの乗車がありました

何やら開発が進められています

さて、時計塔が視界に入り終点一つ手前の停留所が近づいてきました。ここでこの小旅行も終わり

となるはずがバスは方向を変え明後日の方向へ進んでいきます。往路では通っていない山の上へ

集合住宅に入ってきました。ニュータウンみたいなものでしょうか

どんどん奥へ進んでいきます

そして公園の前にある停留所で数分停車しました。停留所名は北基新城となっていますが、こんなところ888の路線図には載っていません。しかし先程乗ってきたおばあさんも慌てることなく、何故かここで一旦ICカードをタッチしています

そしてバスはまた坂を下り始めました

時々海が視界に入ります

そしてようやく萬里橋頭のバス停に到着

帰りもバスは(工事規制がかかっている)起終点の停留所へは入らず別の道を進み

ここでUターンして折返し

終点なので停車して運行終了…にはならず何故かどんどんお客さんが乗ってきます。そしてそのまま基隆方向へ走り続けるバス。ここまで来るともう明らかですが、なんと888路としての終点に着く前に別路線へ化けてしまい、そのまま運行を継続していたのでした。
その路線とは前編で車内に貼られていた路線図を紹介した789(區)路で、先程おばあさんがICカードをタッチしていたのもそこで路線が切り替わるからなのです。地元では日常なのかもしれませんが、余所者にとっては20年ぶりくらいの体験(過去に1度だけ運行中別路線に化ける経験をしたことあり)でびっくりしました。

基隆まで乗り続けても次の目的地と逆方向なので、なんとなく面白そうな「基隆市界」というバス停で下車

名前の通り新北市・基隆市の境界にあります。お約束の「基隆市へようこそ」看板

付近には謎のオブジェ

反対を向けば「新北市へようこそ」

ちなみに隣のバス停は「新北市界」ですが、こことは別の場所なのでそこは両市の境界ではありません。なんだか不思議です

乗り終えてから数日後、888路が789路に吸収され消滅するというニュースを目にしました。本日体験した初見殺しがなくなりわかりやすくなるのはいいと思いますが、この路線番号が消滅してしまうのは残念な気がします