前回紹介した旧三貂嶺トンネルを走り終えた後自転車は猴硐で返却せずにそのまま先へと走らせました。実は当時新線に切り替わったのは旧三貂嶺トンネルの区間だけではなく、瑞芳~猴硐の区間も含まれています。
こちらにもトンネル群があり、同様に今はサイクリングロードとして整備されていますので走ってきました。

猴硐駅前を通過

線路に並行する道を走っていきます

突然線路が現れました。解説看板などはありませんでしたが、わざわざここにモニュメントを作るとは考えにくいので恐らく当時のものでしょう

そして早速最初のトンネルが見えてきましたがまさかの通行止め!路面にはしっかり自転車マークがペイントされているので何らかの理由で後から閉鎖されたようです

旧線トンネル群は4つのトンネルから成っていますが、この1つ目だけ離れており残りは連続しています

道は引き続き線路に沿って続いていますが、かなり距離が近いのですれ違う列車はこの迫力!

少し坂を下り

車止めを越えると

次のトンネルが見えてきました。新線と比べると遥かに小さくまるで親子のようです

通算2本目のトンネルは短くすぐ次が見えています

3本目もあっという間

4本目にしてようやく100mを超えるトンネルが出てきました。見ての通り断面はかなり狭く、複線化はおろか電化も厳しかったため役目を終えました

トンネルを抜けると森の中。線路はなくとも鉄路の雰囲気は十分残っています

その中に何かの遺構がありましたが、これは水道橋跡

日本語の解説もありましたが、ひらがなと簡体字を組み合わせるという珍しいスタイル

森を抜けたこのあたりで新線と合流していたようです

この先はサイクリングロードがないので適当な道へ

ちょっと山の中を抜け


瑞芳の町へ

駅近くのステーションに返却して本日は終了です