先日蘇澳⇔花蓮を船で移動する記事を上げましたが、マップを見ていると旅客ターミナルから少し離れたところに觀光漁港があるのに気が付きました。復路は午後一の出港でしたので昼食にいいタイミングです。ちょっと暑かったですが足を伸ばして行ってきました。

漁港があるのは湾を回り込んだ一番奥で、花蓮市街から最も遠い位置になります。公共交通はないので通常はタクシーかレンタサイクルなどでのアクセスになります。兩潭自行車道北段と組み合わせられるのでサイクリングがお勧め。旅客ターミナルからは徒歩15分といったところ。
主要港の一角ということでそれなりの規模を想像していましたが若干の駐車スペースと廟、そしてお店が一列だけの小さな漁港でした

もちろんお店はすべて鮮魚店が海鮮料理店

水揚げされた新鮮な魚介類が並んでいます

そして花蓮港の名物といえば

マンボウ。どこのお店でも売られています。せっかくだからこれ食べたいよね、ということで購入。一切れ(約350g)で80元でした

さっそく近くの代客料理(持ち込み食材を料理してくれる店)へ。ところが空席がなく、じゃああっちへと言われた店も団体予約が入っていて入れず。困っていると奥にも一軒あると教えてくれ、裏手にひっそりとあるお店へ向かいました

Googleマップにも出てこず店名も不明なこのお店、実は半世紀近くもやっている老舗。購入したマンボウを見せて調理をお願いし、それだけでは足りないのでおばちゃんのお勧めで料理も注文しました

メインの煎り魚とイカの炒め物

エビとキクラゲ、ベビーコーンの炒め物

そしてマンボウは和物に

これがどれも美味!特におばちゃんイチオシの魚は美味しかったです。「お客さんは美味しいという評判を聞いて来るのよ」という言葉に偽りはなし!唯一今ひとつだったのが…我々が持ち込んだマンボウ。硬いトコロテンみたいな感じでそれ自体は味がなく、火を通す調理法がいいと思いました

また機会を見つけて行ってみたいですね