市場の名称は様々ですが、台中には第一・第二など数字のつく名称が多くあります。
現在第六まであり、うち第五までは日本統治時代に設置されたものでした。つまり日本人が決めた名前だったのです。

今回はそれらを第一から順に巡ってみました。

・第一市場
台鐵台中駅からほど近い場所に建っている巨大なビル、それが第一市場です。

かつては第二市場と同じようなスタイルであったようですが、1978年に火災に遭い、1987年に商業ビルへと建て替えられ第一廣場となりました。
その後再度改称し現在は東協廣場となっています。

中は携帯・アクセサリ・安価な服などの店が多数入っており、台北の萬年大樓を大きくしたような感じ。

傳統市場の面影はありませんが、一角にお直しの店があるのはその名残でしょうか?

ASEAN SQUAREの看板に偽りはなく東南アジア系の方が目立ちます。
売り場は2階・3階と続いており、そちらは一層東南アジア色が濃厚に。


フードコートもあり、メニューも店員さんも東南アジア。

東南アジア一色かと思いきや、台北西寧市場のようなオーディオ専門店もあったりします。

3階には完全にベトナムな一角が。


続いて第二市場へと向かいます。

・第二市場
第二市場については過去記事で取り上げていますので簡単に。
第一市場とは違い日本統治時代の建物がそのまま残り、基本構造は変わっていません。当時の建造物が残っているケースはいくつかありますが、そのまま現役というのは少ないです。

連休中のしかも早い時間(7:20)に訪問したため開いている店は少なめでしたが、結構お客さんはいました。


愛用の上河魯肉飯も5:30からオープン。

せっかくなので朝食にはちょっと重いですが(しかもここへ来る前に軽く朝食を取っている)食べていくことにしました。

朝からかなり満腹。腹ごなしのため第三市場へは徒歩で向かいます。

その2へ続きます