その1はこちら
第二市場から歩くこと約15分、第三市場へ到着。
今回訪問する中で唯一後車站(台中駅の裏口側)に所在しています。
日本統治時代は敷島町市場と称しており、資料によると「本館は切妻造の屋根を具え、壁は赤レンガでできておりその壁には当時の台中市章があしらわれている。また建築は今に至っても保存は完全である」となっており、確かに壁には大きな市章が。
つまりこの建物は当時からある本館ということになります。
入ってすぐのところにはギフトなどを売る店がありますが
ちょっと奥へ入るとおかずや食材などを売る店が現れ、一般的な市場の雰囲気になります。
戦後2回にわたって拡張されており、ここは屋根の様子が入口とは違うので増設部分でしょうか?
連休中なので第二市場同様閉まっている店が割とあり、普段はもっと賑やかなのだと思います。
1947年に設置された廟
饅頭専門店
隣では焼き立てが出てきました。美味しそうです。
古いタイプの市場の雰囲気がよく出ていていいですね
肉は鶏・豚・牛で専門が分かれていることがおおいですが、ここは鶏も豚も取り扱い
また雰囲気が違う場所にでました。2回目の拡張で設置された区域でしょうか?
やはり連休なので開いている店は少ないです。
市場本体以外にも外周部に店が続いています。こういった露天のほか
モールの屋根が設置された道沿いに店が連なっています。
ここにも饅頭屋。種類が実に豊富です。
飲食店もあり
引き続き第四市場へ向かいます。交通手段は引き続き徒歩。
再び線路を越えて表口側へ戻り、途中駅前の市場を通過。ここは好きな市場ですが今回のテーマではないのでスルー…できずちょっと買い物してしまいました。
さて、第四市場へ到着。ですが見ての通り既に営業はしていません。
近くにあった製糖工場が移転後お客さんが途絶えて全店撤退し、廃墟化していましたが歴史建築ということで近年リノベーションが進み、間もなく完成するようです。
向かいのバス停には第四市場の名称が残ります。
動漫館とあるのは漫画家の誘致を計画していたことによるもので、後にキャンセルされ活用方法は未定となっているようです。
そしてその脇にはこれも名残でしょうか、若干の露店が出ていました。
続いて第五市場へ向かいますがこの区間は少々距離がありますのでUbikeを使います。
その3へ続きます