永樂市場は観光スポットでもある迪化街の中に位置し、傳統市場である永樂市場・生地とその加工職人が集まる永樂布業商場からなりますが、市場内にも加工職人がいて全体で一つの存在と見てもよいかと思います。
★名称 永樂市場
★タイプ 屋内現代型・専門型
★主な販売品 食材・布
入口。傳統市場と布業商場の入口は分かれており、ここは2階直結の布業商場入口。ということで先に布業商場から見て回りましょう。
2階は生地店。こんな感じの店がぎっしり詰まっています。
まさにところ狭しという表現がぴったり。どの店もかなり高く積み上げているので迷路のよう、実際どの店がどこかさっぱりわかりません。
スッキリディスプレイ系。
乱雑系。店主はどこに何があるかわかっているのだろうか?
積み上げた布のグラデーション。
では3階へ上がってみましょう。こちらは職人さんが加工する店が並び、雰囲気はかなり違います。
加工中のおばちゃん。家内制手工業。
なにやらびろーんと広げております。
日本の雑誌で紹介された亮美工作室のおばちゃん。妹が加工を依頼したので顔見知り。
何やら芸術的な4階への階段。中央は使用停止のエスカレーター。ちなみにこの階段を上がるとロープが張られていて出られないという罠が(くぐって出ましたが)。
4階はグルメコーナー…なのだがはっきり言って寂れている。営業しているのは3~4軒のみ。
奥など廃墟の一歩手前。
そんな中ちょっと薄暗い場所で営業したこの店でお土産代わりのご飯を食べることにした。
セットで60元、うまかった。
さらに5階への階段があり、中には入れなかったがベランダへは出られたので街を見下ろす。迪化街方面。
さて、一旦外へ出て別の入口から入り直し、永樂市場部分へ。するといきなりの行列。
その先にあったものは油飯。美味しいのかな?
奥にあった刺身店も人気。
真剣。
もちろん普通の市場的な店もありますが、そんなに数は多くない感じ。最近改装されているのでかなり綺麗です。
ディスプレイにこだわる果物店。
外周に3階のような加工店が並ぶのはここならでは。
何故か中醫もありました。
普段の買い物以外にも観光スポットとしていける楽しい市場でした。
目標住所:台北市大同區迪化街一段21號
交通:捷運北門站から徒歩10分など
営業時間(永樂布業商場):10:00-18:00(日曜定休)