前回の続きです。といっても主に車窓を紹介していくだけですが。

宜蘭駅に到着。この時点で出発から2時間以上経過しており、元が停車駅の多い莒光號なのでかなりゆっくりです。


北迴線に入ってしばらくすると再び車窓の景色が良くなります。特に南澳を出てからは一面の海や断崖など見どころも多く、すべて海側なのでここでもこだわりの座席が効いてきます。

台北から3時間40分が経過、もうすぐ中間地点の花蓮駅に到着。駅に隣接して車両基地があるため多数の車両が留置されており、丁度PP自強が出庫していくところでした。

花蓮駅の停車時間でちょっとホームへ。かつて台東線が非電化であったころは機関車付け替えの長時間停車が当たり前でしたが、今はそれもなくなりだいぶ短くなりました。

形式・検査表記

さて、ここでまた少し車内の紹介。1列目(台東寄り)にこんな席があります

すぐ後ろは車椅子スペースのため1ブロックだけ離れており、独特の荷物置き場や専用の窓などセミコンパートメントのようです。

座席番号でいうと2番・4番で、一部の車両にのみ存在して必ずしもあるとは限らないため、狙って取るのは難しいです。もしかしたら発売しない席かもしれません。

花蓮では意外と降りず、自強が停車しない駅への利用が多い様子。乗車率は変わらず1両に数名程度。

壽豐駅に停車中。後続退避や交換待ちは時々あるのですが、長時間停車はなくダイヤはうまく工夫されているようです。

玉里に停車中。窓の外にはEMU500、さらにその窓越しに別のEMU500。
かつてこれらがDR2700型であった頃が懐かしいですね

東里着。ここでも後続の退避を行います


現在の東里駅は高架になっており、ホームからの景色はこの通り。この景色を見ながらならいくらでも列車を待っていられそうです。

台北から6時間45分、若干の遅れをもって下車駅の關山に到着。かなりの乗車時間ですが、好きな復興號なのでまったく苦になりませんでした。

關山では廃駅廃線訪問をしてこの列車の折返しである611次復興號に乗車、玉里へと向かいました。