前編はこちら

和平付近に差し掛かり、奥に台泥DAKA園區が見えます。ここが宜蘭と花蓮の県境

花蓮に入ると山の様子が変わりました。宜蘭では全体が緑だったのが白い筋が入るように

そしてそれは先に進むほど多くなっていきます

ついには雪山のようになりました。このあたりがあの有名な清水斷崖です。普段は道路沿いの展望台から横向きに見るのですが、正面からだとまったく印象が違いますね。通常これを見ようと思ったらクルーズ船に乗るくらいしか方法がなく、本当に貴重な機会です

パノラマ撮影もしてみました

そしてこの白い筋の正体は…崖崩れ。木がなくなり岩肌が露出したところが白く見えているのです。これを見るとこの地域で災害が頻発することが完全に納得できますし、いつも通れるようにしてくれている人たちに感謝しかありません

中央に小さく見えている橋の奥がタロコ渓谷。このあたりまで来ると山は再び緑になります

四八高地付近を通過。周囲より高くなっているので高地と呼ばれるわけですが、これまでに見てきた景色に比べると真っ平らで低地としか思えません

ついに花蓮の町が見えてきました。終点はもうすぐです

花蓮港に入ってきました

減速しゆっくり進みます

見づらいですが「花蓮港へようこそ」

貨物船が停泊中

日本で製造された鉄道車両はこのあたりから陸揚げされます。残念ながら線路は見えず

基隆や高雄とはだいぶ雰囲気が違いますね。中国と反対側にあるせいか軍艦は見当たりません

変わりに存在感を放っているのがセメント関連の施設。川崎の工場群みたいでかっこいいですね


1時間半ほどの乗船で到着、接岸。だいたい區間車くらいの速さでしょうか

タラップが用意され、沖止めの飛行機から降機する気分。奥に控えているバスに乗ればあっという間に花蓮駅まで連れて行ってくれます

さて、乗船記はここまでですが追加で1枚。復路の船上ではなんと数回イルカが跳ねるシーンを見ることができました!

この航路は今回限りのものですが、週末に1往復程度観光船として運行したら受けるのでは?と思いました